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■■ 再生リフォーム 7つのポイント ■
昭和50年頃建設、断熱材なし、耐震性能も新耐震基準以前で耐震評価0.5に満たない住宅のリフォーム。
築80年以上経った古民家や町家の再生等のお問い合わせを多く頂きます。
自由工房が提案するリフォームは、キッチンや浴室の交換、内装の張り替え、外壁の塗り替えといった、部品を交換するようなリフォームではありません。また、過度な物語性を強調したような劇的なリフォームとも異なります。

リフォームでも提案したいのは、家族みんなが楽しい気持ちになれる、シンプルで「普通の家」です。
新たな家づくりと同じように、リフォームでも、「幸せを形にすること」を考え、住まいの「本質」を改善していくようにしたいと考えています。


1. 再生リフォーム、住まいの「本質」を改善していくこと
リフォーム(reform)の意味は「作り直すこと」。

自由工房が考えるリフォームは「再生」。文字通り、再び生かすこと。
住まいの「本質」を改善しようと考えています。

家族の「暮らし」を見直しながら、新たな間取りや機能性を計画していきます。
あわせて、耐震性能の向上、断熱/省エネ性能を向上させ、劣化原因を取り除き、維持管理性能の向上させながら、居心地良い住まいにしていく再生リフォームです。

2. 住まいの寿命を延ばすリフォームを 
現代の日本の住宅の寿命は、30〜40年ともいわれています。

住まいの本質から改善するリフォームは、住まいの寿命を延ばすことになります。
住まいが健康で長生きできるようにする。
人に例えれば、治療をして寿命を延ばす再生手術のよう。
家を長持ちさせる工夫を加え、定期的な点検を行い、健康的に長生きできる住まいにする。

健康診断のように、リフォームを行う住まいの入念な診断から、はじまります。
  
3. これまでの暮らし方を大切にしながら、新しい暮らしを計画する
子供達が巣立ち新たな人生のスタートとしてのリフォーム
定年を迎え故郷に戻るために実家の終の棲家としてのリフォーム
孫が生まれ子世帯と一緒に暮らす多世帯住宅としてのリフォームなど
暮らしの転換期に行うリフォームも多くなりました。

今ある暮らしや、家族の記憶や思いでを大切にしながら、新たな生活スタイルにあった住まいを実現させていきたいと思います。
4. 耐震改修+健康/快適/省エネリフォーム
旧耐震基準(昭和56年以前)の耐震リフォーム。大地震が起きても被害を最小限抑えるよう、状況に応じた適切な耐震補強が可能です。
また、耐震補強工事は仕上げ材を壊して工事をするため、同時に断熱改修や、木や漆喰等をふんだんに使った住まいに仕上げることができます。

地震に強く安心な住まいと、健康で快適な断熱省エネ性能が向上した、自然素材な包まれた暮らしが、あわせて実現できます。


5. 建物が本来持っている良さを再生する
古民家再生をしていると、様々な改修が行われていることに気づきます。
新建材を使った改修や水回り、エアコン等の設備改修などで、その多くが、本来の良さを踏まえない場当たり的なもののように感じます。

昔の建物は、機械に頼ることができなかったため、気候風土を読み解きながら造られています。それはパッシブデザイン(別紙参照)の考えそのもの。

建物が本来持つ良さを活かしたリフォームが求められます。


6. 柔軟で総合的な力量が必要
住まいの「本質」を改善するリフォームは、設計や施工において、様々な力量が必要になります。
住まいに求められる本質を理解する力
住宅性能への深い理解力
調査及び診断力
提案の引出を多く持つ応用力
住まい手や職人との対話力などなど。

新築工事より高く、柔軟な総合的な力量が求められます。

7. 予算にあわせて工事を選択 
リフォームの良さは、新しく建てるより費用を少なくすることや状況に応じた工事を選択できることです。
それは、既に住める状態にあるものを、限られた予算や状況に応じた工事を選択しながらリフォームをしていくことができるからです。

家族の暮らしに何が大切かをみんなで検討しながら、優先順位を決め、リフォームに反映していくことができます。